茉莉花20年のあゆみ 感謝

ayu

2023年01月01日 00:18


移転したばかりの茉莉花の母屋。
現在も教室、待合室として。


移転して3年後ログハウスの施術ルーム完成
小さいながらも敷地奥で小高い位置にあり車の往来のない場所。正に隠れ家。

2023年
茉莉花はおかげ様で今年、創業20周年を迎えることが出来ました。
多くの皆様に支えられここまで来ることができました。
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。

2003年
沖縄県那覇市真嘉比の集合住宅の1室を店舗として開業したのが茉莉花の始まり。

大きな節目は2001年関東で看護師16年を務めUターンしたこと。
看護学校を卒業後関東で職に就いた私は、実のところ
沖縄で社会人をしたことがなかったのです。

アロマを通じ統合医療クリニック開業予定のドクターと
同じ学会に所属していたことがご縁でお声を頂き沖縄に帰ることになったのです。
浦島太郎状態の私でしたが何とか
そこて看護師主任とアロマセラピストを兼任しました。

その後独立。

看護師出の私にとってアロマセラピーはメディカルアロマセラピー。
健康のため、病気予防のため、症状緩和のためのアロマセラピーに拘り
提供できることがやりがいとなり生きがいとなりました。

医療機関でのアロマセラピーを通して見えてきたのは
通院と併用し補完的アロマセラピーを必要としている患者様がいらっしゃる一方
通院される前段階でアロマセラピーを必要とされる方々が
多くいらっしゃる現実。
そして医療機関の中だけではアロマセラピーがじゅうぶんに発揮できない現実もあり
2002年12月医療機関から飛び出すことに。

そして4ヵ月後
2003年4月28日「アロマルーム茉莉花」として開業

サロンの営業と併用し医療機関様からのご依頼があればお受けするという形でお仕事。
様々な医療機関様から単発、継続でのお仕事を頂きました。
2004年~某総合病院産婦人科のマテ二ティアロマは15年間関わることができました。

又、某クリニック様とメディカルアロマセラピーのコンサルティングで関わることがご縁で
2011年1月11日
「株式会社茉莉花」を設立することができました。
ちょうど、人材育成を課題にしていたころでしたので
同年 茉莉花認定メディカルアロマセラピスト養成コースを開校することもできました。
(現在は一般の方も受講可能な茉莉花認定アロマセラピスト養成コースになりました。)

2015年 中城村に移転
那覇市で12年営業してきましたので
那覇市在住でお仕事帰りにアロマをお受け頂いていたお客様の中には
中城には来店が難しいとのご意見もあり葛藤もありました。
段々定着する中で
中城村が沖縄本島の大体中央地点ということで
名護市やその先の北部の方のご来店もあり、
また那覇市の方もお休みの日に日程調整されご来店くださったりと良い流れに恵まれ
茉莉花が愛されていることを日々実感しながら続けることが出来ました。

2019年秋
茉莉花移転の2年後より出張先の産婦人科病棟のお仕事が多忙となり
サロンとの両立が難しくなってきたことから
産婦人科への出張業務を卒業。

茉莉花リニューアルし
中城の茉莉花店舗を拠点に営業。

その矢先
コロナのパンデミック。
ちょうど拠点を中城に置いたところのタイミングと重なったことで
スクールの充実、Okinawa MAFSt(沖縄メディカルアロマセラピー融和研究会)を
立ち上げることができました。
とは言え、緊急事態宣言による行動の自粛は大きな影響をうけたのは言うまでもありません。
コロナウイルス感染症の実態が見えない時は営業自粛したり
スクールは一部オンライン授業へ切り替えたりマネキン人形をモデルに人と人の接触を減らしたり等で何とか乗り切りました。

現在もコロナは収束しておりません。
ですがこの期間に大きなことを学習したのは確かな事。

医療機関の在り方がコロナの前と後では大きく変わりました。

地域医療の大切さ、
病気予防と健康維持増進の大切さ
自分の健康を人に委ねるのではなく自分で守る必要性
地域で支え合う事の重要性

健康のための自助努力は必要。でも限界があるもの。
だからこそ
私達セラピストがお手伝いできることがあると思うのです。

アロマセラピーが民間療法として根付き100年以上も続きているのは
支え合う、助け合う、寄り添うことが出来るからなのではと、思うのです。

茉莉花はこれからも

地域に根差し、ひとつ、ひとつの出会いを大切に紡ぎ
皆様に愛されるサロンを目指し励んで参ります。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

                                   茉莉花代表取締役 新屋 吾由美



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